ファシリテーショングラフィックとは?

ファシリテーショングラフィク(以下:ファシグラ)とは、模造紙やホワイトボードを使って話し合いなどをその場で「見える形」にしていくことです。話し合いを見える形にすることで、参加者の理解を促したり、振り返りを促したりすることができます。また、1人ひとりの考えやその根底にある想いを聴き、グラフィックにすることで1人ひとりが安心してその場に存在できるようにする効果もあります。

活動について

私がファシリテーショングラフィックを学び始めたのは2012年のことでした。この数年で、ファシリテーショングラフィックが様々な現場に広まってきたのを感じています。しかし、絵や図を用いた議事録としての活用が多く、それらを越えてグラフィック本来の持つファシリテーションの可能性を十分に発揮できている状況なのかと疑問を感じることが多かったのです。。そんな現状を自分の周りから少しづつ変えていきたい。そんな想いと、現在のファシリテーショングラフィックのその先へという意味を込めて、『NEXT』を加えました。新たなグラフィックを用いたファシリテーションの可能性を探求するべく様々な活動を行っていこうと思います。

また、『NEXT』にはもう一つの意味を込めました。2012年から始めた活動ですが。私が学び始めた時は、誰かのファシグラをあまり見ることができず、大変苦労しました。そこで、これまで書いてきたものの整理も兼ねて活動実績の欄には、手元に残っている関わってきた場のデータを可能な限りを載せています。これから始められる『NEXT』の方の学びに少しでも役にたつと嬉しいです。

① グラフィックファシリテーション

グラフィックの持つ「見える化」の力を用いて、会議、ワークショップ、プロジェクトの設計から当日の進行まで関わります。

② グラフィックレコーディング

会議、イベント、講演会などの振り返り資料を模造紙上にその場でリアルタイムに作成します。

③ グラフィックインタビュー

個人の持つ想いや夢を1対1の対話とグラフィクを用いて見える形にしていきます。

④ ファシリテーショングラフィック講座

ファシグラを身につけたい方に向けて講座を実施します。

プロフィール

石橋 智晴(はる)
石橋 智晴(はる)
大学生の頃、1人1人が気持ち良く学びに参加するにはどうしたらいいのか悩んでいた時にファシリテーションという言葉に出会い衝撃を受ける。それ以後は、ファシリテーターのあり方やファシリテーションのやり方を模索する日々を送る。
現在は、NPO法人EN Lab.の理事として全国各地の企業や団体でグラフィックファシリテーターとして活動中。教育、まちづくり、人材育成の分野を中心に年間100ヶ所以上でグラフィックファシリテーターとして場づくりを行っている。